自身のTOEIC歴とスコア遷移から見えてきた大切なこと(TOEIC900点への道)

TOEIC

これまでのTOEICスコアをスコア遷移表的なものにまとめていたら、自分のこれまでのTOEICへの取り組み方やモチベーションなど色々見えてきて面白かったので、晒してみることにしました。

 

TOEICに取り組まれている方に「あーこれってみんな経験するもんなんだなー」とか「こういう時期もあるんだなー」とか、そんな感じで共感してもらえると嬉しいです。笑

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この記事を書いた人
シフトスイッチ

30代IT系会社員。【略歴】理系院→大手IT企業でSE→マーケター→サービス企画【興味】マーケティング、お金の知識、IT全般【資格】英語系3つ(TOEIC900点含む)、金融系3つ、情報処理技術者系7つ他。

私のTOEIC歴

 

まず前提を書いておきますが、私のTOEIC歴は2009年8月~2019年5月の約10年間の模様です(過去のTOEICアビメから分かった情報)。

 

ただ、TOEICから離れていた時期もあるので、ギュッと圧縮すると勉強に取り組んだ期間は3年間くらいかと思われます(3年間毎日勉強していたと考えるとすごい。。)。

 

ちなみにTOEICの受験回数は計15回でした。

 

スコア変遷から見えてきた「4つの期間」

 

過去の受験時期やスコアを振り返ってみると、私のTOEICの歴史には4つの期間があることが見えてきました。タイトルをつけるとしたら以下の通りです笑。

 

私のTOEIC歴における4つの期間

  1. むしゃら期
  2. 暗黒期
  3. 倦怠期
  4. 集中期

 

それぞれの時期について以下よりまとめていきたいと思います。

 

①がむしゃら期

 

まず、「がむしゃら期」の受験時期とスコア推移は以下のとおりです。

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とにかくがむしゃらに勉強した日々

当時私は学生で、授業や院試等でTOEICのスコアが求められていたこともあり、日々TOEICの勉強をしていました。

 

ただ、当時の私のTOEIC学習には戦略も計画も全くなく、本当に無闇矢鱈に参考書を漁っている状態でした。

 

多分、勉強時間でいうとこの頃が最も多かったと思います。「時間をかければ伸びるだろ」といういたってシンプル(かつ非効率)な思考のもと、かなりの時間をつぎ込んでいた記憶です。

 

まさに「がむしゃら」です。ひどいときは、平日は毎日2時間、休日はその倍の4時間、みたいな時間感覚で勉強していた時期もありました。質よりも量重視、そんな感じでした。

 

勉強するだけスコアが上がる期間

その甲斐もあってか、1年半くらいでスコアは250点ほど伸びました。

 

勉強量を考えるとかなり非効率なのですが、当時の私はただただスコアアップを喜び、「勉強をすればするだけ上がる」という確信を持っていました。



 

②暗黒期

 

次に、「暗黒期」です。当時の受験時期とスコア推移は以下のとおりです。

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スコアが上がりにくい、むしろ落ちる恐怖

この時期は私が大学院生の頃でしょうか。TOEIC熱は「がむしゃら期」よりは下がっていたものの、相変わらず定期的に受験していました。

 

ただここで、これまでの「勉強をすればするだけ上がる」という前提が崩れます。

 

まず最初の事件は2011年9月受験のTOEIC、勉強をしたのにも関わらず、1つ前より60点ほど下がったのです。

 

まあ半年以上期間が空いているので当然という側面もありますが、いつものように勉強をして、それでも落ちたわけですから、当時の私にとってはかなりショックな出来事でした。

 

ただ、ショックはこれだけでは終わりませんでした。上記を受けて、勉強量を増やしたわけですが、4ヶ月後に受けたTOEICは835点と40点ほどしか上がらないし、それまでのハイスコアにも満たない点数。ここで心が折られましたね笑「なぜなんだ」と。

 

そこからだいたい1年間くらいのブランクを挟んで、またふと、2013年に2度ほど受験をしましたが、ここでも、がむしゃらに勉強をしたにも関わらず、ハイスコアを超えられない、それどころか、775点まで下がってしまいました。

 

そうです、これが私のTOEIC「暗黒期」です。「オレはこれ以上伸びないんだな~」と、諦めの念で満たされていました。

 

③倦怠期

 

「暗黒期」から約2年ほどブランクを挟み、何かしらのきっかで再びTOEICへの挑戦をし始めた時期が「倦怠期」の幕開けでした。

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惰性で受験するも結果は振るわず

グラフを見ても分かる通り、ポツポツとしか受験してませんし、スコアもパッとしない。もうほぼ惰性でやっている感がすごい伝わってきますね。笑

 

実はこの時期は、TOEICの受験申し込みは結構していました。ただ、特に勉強をしなかったり、途中で辞めてしまったりが相次ぎ、TOEIC当日の朝「今日は面倒くさいから行かない」的な感じで行かないことが多発していました。

 

まさに「倦怠期」だったわけです。今思うと受験料もったいなっ。笑

 

そのくらい熱が下がっていました。ただ受験申し込みをしていたということは、やっぱり自分の中でどこかシコリがあったんでしょうね。「もっと高いスコアを取りたい」と。

 

ちなみにこの時期は「900点以上を取りたい」という明確な目標はなかったです。「とりあえず高いスコアが取りたい」というぼんやりした想いしか持っていませんでした。



 

④集中期

 

最後に「集中期」。「倦怠期」からだいたい3年弱でしょうか。

 

「集中期」はまさにこのブログと連動した時期ですが、それまでの意識の持ち方や勉強のやり方を刷新しまくり、本気で取り組んだ時期です。

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目標の900点を達成

「本気で取り組んだ時期」と書きましたが、何に対して本気で取り組んだかというと、TOEIC900点以上達成という目標です。

 

その目標に対して強い意志を持ち取り組んだ結果、最終的には見事目標を達成することができました。

 

本気になったきっかけは「今年やりたいこと100リスト」

私は数年前から、年末年始休み中に、新年1年間でやりたいと思うことを100個リストアップする取り組みをしています(ずばり「今年やりたいこと100リスト」です)。

 

とにかく頭に浮かんだ「やりたいこと」を100個リストアップします。100個まとまったら、当該リストを定期的に見て、進捗状況を確認しています。

 

実は「TOEICで900点以上を取る」というのは、そのリストの1つとして上げていた目標でした。なんで900点以上にしたかについては、900点を取れば心置きなくTOEICを卒業できると考えたからです。TOEIC界でも、900点はひとつの節目ですからね。

 

※「今年やりたいこと100リスト」についてはこちらにまとめています。

人生がより充実するかも?「今年やりたいこと100リスト」作成のすすめとその作り方
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成功要因は目標、戦略、計画の明確化

目標達成の成功要因は色々あるかと想いますが、私としては「目標、戦略、計画を明確化した」ことが、成果に繋がったのだと考えています。

 

スコアが右肩上がりに上った「がむしゃら期」、逆にうまくいかなかった「暗黒期」「倦怠期」、一見するとこれらの時期には共通点がないように見えますが、これら期間の共通点は「目標、戦略、計画がいっさいない」点だと思っています。

 

目標、戦略、計画がなかった「がむしゃら期」~「倦怠期」

例えば「がむしゃら期」で顕著だったのは、「戦略がない」こと。試験当日から逆算して、1日何時間勉強しよう的な、計画っぽい(厳密には計画とは言えない)ことはしていましたが、「どういう弱点をどう克服していくか」といったような、戦略はいっさいありませんでした。

 

戦略がないから、書店で目に止まった本を衝動買いし、全てに手を出し、まとまりのない勉強を続ける毎日。そのため、先程も書きましたが、勉強効率が非常に悪かったわけです。

 

「がむしゃら期」はスコアが上ったのでまだマシですが、「暗黒期」でその限界が分かってしまいました。その結果、モチベーションが保てず、「倦怠期」に突入しました。

 

「目標がない」についても、特に「倦怠期」が顕著ですが、「どこを目指しているのかが不明確」でした。何がしたいのか分からないけど、とりあえず受験申し込みをする。これは最悪ですね。それでモチベーションを保つのは不可能です。

 

逆に、「集中期」では、目標も戦略も計画も明確でした。例えば目標は「900点以上の取得」、戦略は苦手パートの克服で、毎回アビメの情報からどのパートをどのようにどの程度勉強するかを決め、その進捗を計画的に追っていきました。結果、目標を達成することができました。

 

まとめ

 

以上、私のTOEIC歴を長々と書きましたが、結論としては「TOEICで高スコアを取るためには、目標、戦略、計画を明確化することが大切」ということ。月並みかもしれませんが、これができている人がどれくらいいるのか。。

 

そして、少し話しはずれますが「目標、戦略、計画がある程度ファジーでも(または無くても)800点中盤あたりまではいける」ということも言えるかと思います。ただ、時間はかかるかと思いますが。。

 

それ以上のスコアは「がむしゃらでは無理」というのが私の結論です。

 

 

以上、TOEICに取り組まれている方にとって何らかの発見のある内容になっていたら幸いです。

 

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