沖縄で生活をしてみると思い知るのですが、とにかく湿気がすごいです。
そもそも沖縄は土地柄として湿度が高いのですが、物件によってはさらに湿度が高くなる場合があります。
それはどのような物件なのでしょうか。
新築物件は要注意
結論から言うと、新築物件はお部屋の湿度が高くなる可能性が高いです。
新築であることと湿度の高さがどう関係しているのか、簡単にまとめます。
沖縄の物件は基本「鉄筋コンクリート造」
基本的に、沖縄の物件は鉄筋コンクリート造のものが多いです。これは、地震が少なく、台風が多い(コンクリート造の物件は揺れに弱く、風に強い)、という土地柄が影響しています。
コンクリートは水分を出す
鉄筋コンクリート造の物件は、文字通りコンクリートが使われていますが、出来上がったばかりのコンクリートには水分が多く含まれており、常に湿気を放出しています。
これが沖縄の高湿度環境に加わり、室内をさらに湿気させる要因となっています。
外からも中からも湿気攻めにあうので、不快指数が上昇しがちなんです。。
どのくらいの湿度になるか
どのくらいの湿度になってしまうのかの参考ですが、私が以前住んでいた物件は新築物件で、何も対処しない状態だと湿度70~80%程度になっていました。
ですので、常にエアコンでドライ、除湿機をかけていました。それでやっと50~60%をキープできるといった感じです。
では築何年経てば「マシ」になるのかについてですが、少なくとも築後1年間は高湿度な状態が続くかと思います。
湿度が高い物件のデメリット
湿度が高いと、不快なだけでなく、次のような弊害が発生します。
・虫が発生しやすくなる
・洗濯物が乾きにくい(部屋干し)
・電気代がかかる
1つずつざっくりまとめます。
カビが発生しやすくなる
これはイメージしやすいでしょうが、カビが発生しやすくなります。一度カビが発生すると完全に取り除くことが難しくなるので注意が必要です。
虫が発生しやすくなる
名前が定かではありませんが、茶色い小さな虫が発生することがあります。紙や段ボール等によく見られる虫で、湿度が上がるに伴い増殖する傾向にあります。神出鬼没なので非常に不快です。。
洗濯物が乾きにくい(部屋干し)
部屋干しに限った話ではないかもしれませんが、とにかく洗濯物が乾きません。普通に干すだけでは確実に乾かない、もしくは生乾き状態になるので、エアコンや除湿機をフル稼働することになります。
電気代がかかる
湿度を下げるべく、前述の通りエアコンや除湿機をフル稼働することになるため、それなりに電気代がかかります。私の例で言うと、東京に住んでいたときの2倍以上かかったこともありました(何度も)。
また、エアコンや除湿機以外にも、例えば除湿シート等も使うことになるかもしれません。その場合はもちろんさらなるコストがかかります。
※湿度が高いお部屋での湿度対策については以下記事もご覧ください。
内見ができれば、湿度の確認を
沖縄の賃貸物件選びでは、県外から検討される方も多く「内見なし」で決める場合もあるかと思いますが、可能であれば、実際にお部屋を内見し、湿度を体感してみることをおすすめします。
また、無理に新築物件を選ばず、少なくとも築2~3年以上の物件を探す等も良いかと思います。
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