プロジェクトマネージャ試験の午後1試験ですが、過去問への取り組みを通して回答時の「コツ」のようなものが分かってきました。
というわけで、今回はそれらコツについて紹介していきたいと思います！
プロジェクトマネージャ 午後1試験の特徴
全ての高度情報試験を経験したわけではありませんが、プロジェクトマネージャ試験の午後1問題は「回答に自信が持てない試験」ランキングで上位に入ると思います。笑
というのも、他の試験と比較して回答の根拠が曖昧な傾向があり、かつ模範解答もフワッとしがちだからです。
試験の対象が「プロジェクトマネジメント」というフワッとしたものなので仕方がないのかもしれませんが。。
というわけで、ある程度「回答慣れ」しておかないと難しい試験と言えます。
そういう意味でも、回答時のコツをいくつか知っておければ、回答時の道しるべとなって便利だと思います。
午後1試験回答時のコツ7つ
前置きが長くなりましたが、午後1試験解答時のコツをまとめていきたいと思います。
コツ1：シンプルに考える
実際に解いてみると分かると思いますが、プロジェクトマネージャの午後1試験では「え、これが答えになるの？そのまんまじゃん！」と思うような解答が結構あります。
それを知らないと「そのまま過ぎるからきっと別の解答があるはずだ」などと考え、そのまま遭難してしまいますので、「シンプルに考える」という大原則を守るべきです。
コツ2：問題文に書いてあること以外は答えにならないことが多い
コツ1にも紐づくのですが、設問への解答は、基本的には問題文中に書いてある内容から抽出できることが多いです。
逆に言うと、問題文中に一言も書かれていないことを回答として持ってきてしまうと外れることが多いです。
ですので、問題文に書かれていること以外を回答として採用する場合は一度見直すことをおすすめします。
コツ3：回答を組み立てる際は問題文から文言・文章を流用する
設問への解答は基本的には問題文中から抽出できると前述しましたが、回答文を作る際も問題文中の文言や文章を流用する方が正答となる可能性が高いです。
逆に、自ら考えた文章や問題文の外から持ってきた文言を使って回答文を組み立ててしまうと正答から遠くなるリスクが高まります。
可能な限り問題文中の文言・文章を流用することを意識しながら解いていくと良いでしょう。
コツ4：回答があまりにも漠然としていたら、具体化を試みる
プロジェクトマネージャ試験の午後1試験は、回答が漠然としたものになりがちです。これは実際に解いてみると実感できるかと思います。
ただ、あまりに曖昧な答えでは、出題者の意図する粒度を下回り減点される可能性があるので、そこからもう1段具体化できないかを考えた方が無難です。
自分が組み上げた回答文を見て「ざっくりしすぎてるな」と感じたら、問題分からキーワードを拾ってきて付け加える等して回答文を具体化することをおすすめします。
コツ5：とにかく「エンドユーザへのヒアリング」を行う
ここからはやや細かいコツになりますが、プロジェクトマネージャ試験では、より業務に即したシステムを作り上げるための方法論を問われる場面が結構あります。
そしてその際の模範解答が「エンドユーザへのヒアリングを行う」です。
※実際のシステム開発の現場でも、ユーザの意見を聞きながら開発を進めていくので当然と言えば当然です。
ですので、上記のようなことを問われた際、もし答えが思い浮かばい場合は、とりあえず「エンドユーザへのヒアリングを行う」と書いておけば無難です。
コツ6：とにかく「品質管理基準を満たしているベンダを選定」する
プロジェクトマネージャ試験では「ベンダ選定の際の基準」を問う設問も結構出てきます。
そしてその際の無難な回答が「品質管理基準を満たしているベンダを選定する」です。
問題文の中に「品質」系のキーワードが出てきていたらほぼ間違いないと思うので、問題文を読む際は注意深く読んでください。
コツ7：とにかく「新しい業務プロセスへの理解を深めてもらう」
こちらはシステム移行系の問題でよく出る設問ですが、旧システムから新システムへ移行する際にいかにしてエンドユーザへの影響を最小化するかという観点の問題が頻出します。
その際に使える無難な回答が「（エンドユーザに）新しい業務プロセスへの理解を深めてもらう」です。
実際、新システムの利用方法をエンドユーザに早く正しく浸透させるのは現場でもマストな対応なので、あとは問題文を使いながら回答すれば大きく外すことはないと思います。
おわりに
今回はプロジェクトマネージャ試験 午後1試験回答時のコツについて実体験をもとにまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
これから受験される方の参考になれば幸いです！
現場からは以上です。
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