聴き取れない原因から逆算!TOEICパート3・パート4のスコアを上げるための勉強法

TOEIC

こんにちは!シフトスイッチです。TOEICのリスニングセクションでは、パート3とパート4の割合が大部分を占めているため、高得点をとるためには、これらパートの攻略は必須となります。

私も、TOEIC900点を突破するにあたり、パート3とパート4の勉強にはかなり力を入れていました。

そこで今回は、TOEICパート3・4でスコアアップを図るために私が行っていた勉強方法をご紹介していきたいと思います。

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この記事を書いた人
シフトスイッチ

30代IT系会社員。【略歴】理系院→大手IT企業でSE→マーケター→サービス企画【興味】マーケティング、お金の知識、IT全般【資格】英語系3つ(TOEIC900点含む)、金融系3つ、情報処理技術者系7つ他。

私のリスニングスコア変遷

私がTOEIC900点への挑戦を開始したのは2018年11月頃で(TOEIC歴自体はもっと長いです)、その後2ヶ月おきに試験に挑み、2019年5月試験で見事TOEIC900点突破に成功しました。その際のスコア遷移は以下のとおりです。

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1月試験の結果からリスニングのスコアが100点も上がっていますね。笑 その後も多少の上下はありますが、安定して高得点が取れているように思います。おそらく、今回実施した勉強方法が効いていたのだと思います。

パート3・4が聴き取れない原因

パート3・4は、いずれも「長めの英会話を聴き取る」パートとなりますが、うまく聴き取れない原因は何なのでしょうか。色々と解釈があるかと思いますが、私は次の3つだと考えています。

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これら3つの原因を解消することができれば、パート3・4のリスニング力はおのずと上がってくるのではないかと思います。

パート3・4の勉強に必要な教材

勉強方法を紹介する前に、必要となる教材について書いておきたいと思います。市販されているTOEIC関連の参考書や問題集、模試等は多岐に渡りますが、今回紹介する勉強方法には「リスニング問題全文の英語スクリプトと日本語訳が載っている教材」が必要になります。

おそらくほとんどの教材はこの要件を満たしていると思いますが、これから教材を買われる方はご注意ください。

ちなみに私が使っていたおすすめの教材は「TOEIC L&Rテスト でる模試 リスニング700問」です。




おすすめポイントとしては以下の通りですかね。

  • 問題の質が良い:本番に近い内容で、少しだけ難易度が高いです
  • 問題の量が多い:模試7回分なので、結構な練習量をこなせます
  • 音源が問題ごとに分かれている:聴き直す際に便利です

教材に迷われてる方は是非使ってみてください。

パート3・4の勉強方法

それでは、私が実際にやってみて効果を感じたパート3・4の勉強方法についてご紹介していきたいと思います。全部で3ステップあります。ここでは、パート3・4の問題1問分を勉強する(リスニングする)際の流れについて書いていきます。

ステップ1:単語の意味を理解する

まずはリスニング前の準備です。問題をリスニングする前に、その問題の英語スクリプトを全文リーディングし、分からない単語の意味を調べていきます。

英語スクリプトを読んでみると、意味を知らない単語や読みづらい文章が意外と多いです。当然、その状態でリスニングをしたとしても「ん?どういう意味だ?」となり途中で詰まりますよね。

結局、リーディングできない文章はリスニングしても理解できないわけです。もっというと、リーディングは読み返せますけどリスニングはそうはいかないので、リスニングの方が理解が難しいと言えるでしょう。

英語スクリプトの内容を精読し、分からない単語を減らしていくことが、リスニング力を強化するうえでの第一歩となります。

ステップ2:単語の音を知る

全ての単語の意味が分かったら、ようやくリスニング音源を聴きます。ステップ1で全ての単語の意味は分かっているはずなので、ここで聴き取れない単語というのは「音」を知らない単語という可能性が高いです。

ですので、ここでやることは、聴き取れなかった単語を洗い出して、音を知ることです。音と単語と意味を紐付けていくわけですね。

例えば「description」という単語の場合、ステップ1で単語と意味を「description=説明」のように紐付けし、ステップ2で音と単語と意味を「ディスクリプション=description=説明」のように紐付けしていくわけです。



ステップ3:毎日何度も聴く

ステップ1と2を通して全ての単語の意味が分かり、かつ音との紐付けができても、しばらくはうまく聴き取れないでしょう。その場合、リスニングのスピードに慣れていないことが起因している可能性が高いです。

TOEICのパート3・4は、英検のリスニングに比べるとスピードは遅いですし尺も短いのですが、それでも慣れないうちは速く感じるものです。

日本語でも、速く喋られると理解が追いつかなくなることがあるかと思いますが、英語も同様ですよね。要はスピードに慣れる必要があるということです。

スピードに慣れるには、何度もリスニングして慣れるしかありません。ステップ1・2で意味と音が分かりきっている内容をリスニングするわけですから、1回では厳しくとも、数回聴いていくうちにスピードに慣れ、聴き取れるようになってくるでしょう。

また、ステップ3は場所を選びません。基本的に聴くだけで良いので、通勤時間や入浴時間等、あらゆるスキマ時間を活用して、聴く回数が増やしましょう。上達が早まります。

まとめ

TOEICパート3・パート4の勉強の流れについて、ここまでの内容を端的にまとめると以下のとおりです。

  1. 全文の英語スクリプトと日本語訳が載っている教材を用意する
  2. リスニング前に英語スクリプトを読んで全ての単語の「意味」を知る
  3. リスニングして全ての単語の「音」を知る
  4. 何度もリスニングしてスピードに慣れる

以上、TOEICパート3・パート4の勉強方法をご紹介しましたが、皆様のお役に立てれば幸いです。

現場からは以上です。

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