金融系のお仕事をされている方以外にとっては耳馴染みのない資格試験「証券外務員一種試験」ですが、証券を生業にする方々にとっては登竜門となる重要な資格です。
私はIT系の会社員なので金融知識は素人レベルだったのですが、きちんと勉強を重ね、一発で合格することができました。
というわけで、これから受験される方に向けた参考情報として、私が行った勉強内容をまとめたいと思います!
合格までに要した勉強期間、勉強時間
まず、参考までに、私が証券外務員一種に合格するまでに要した勉強期間、勉強時間についてまとめます。
結論から言うと、以下の通りでした。
要した勉強期間&勉強時間
- 勉強期間:67日間
- 総勉強時間:約51時間
勉強期間が67日間とありますが、この間には旅行に行ったり長期出張に行ったりと、実際には勉強できていない期間もあるので、総勉強時間の方が参考になるかもしれません。
勉強時間が51時間ということで、例えば1日1時間勉強するとして51日間(約2ヶ月)くらいかかる計算ですが、私のような素人の場合は、そのくらいかかる覚悟が必要だと思います。
勉強方法
私が証券外務員一種合格に向けて行った勉強方法は以下の通りです。
①教材を一通り読む
とにかく金融系の内容には疎かったので、まずは全容を把握するために、専門の教材を買って最初から最後まで全部読みました。
ただ、ちゃんと読むと時間がかかるので流し読みです。ちゃんとした理解は問題集を解くときに身につけようと考えていました。
それでも、全て読むだけで約27時間かかりました。証券外務員一種、意外と範囲が広い!
ちなみに私が使っていた教材は「うかる! 証券外務員一種 必修テキスト」シリーズです。
②問題集を一通り解く
教材を広く浅く読んだ後は、専門の問題集を買い、それを1から全部解いていきました。ただし、問題量が膨大で時間がかかることから、メリハリを付けました。
具体的には、オプション取引、デリバティブ取引、信用取引はしっかり理解し、それ以外は深く入り込まず問題と答えのセットを暗記する、といった感じです。
というのも、証券外務員一種では、オプション取引、デリバティブ取引、信用取引の配点が高く、かつ問題も難しいため、より時間をかける必要があると判断しました。
ちなみに私が使っていた問題集はこちらのシリーズです(先ほどご紹介したのが「テキスト」でこちらは「問題集」です)。
③YouTubeの専門動画をBGM代わりに聴く
上記①と②で勉強を進めていたのですが、意外と時間が足りない!といった感じになったので、通勤時間を勉強に充てることにしました。
ただ、勉強と言っても、満員電車で本を広げることはできない状況だったので、耳でできる勉強方法としてYouTubeで専用動画を聴き流していました。
これが意外と良くて、机に向かって勉強するより効率が良いのでは?と思ったくらいです笑
※なお、③で使った時間は生活導線上での時間のため総勉強時間には含めていません。
ちなみに、お世話になった動画はこちらのシリーズです。非常に分かりやすかったです。
独学でも十分合格できるが。。
以上、私が証券外務員一種に合格するまでに行った勉強内容についてまとめてみました。
実体験として、独学でも十分に合格できる試験だと思います。ただ、試験範囲が広く、憶えることも多いので、メリハリをつけた勉強が必要だと感じました。
逆に言うと、全てを完全に憶える・理解する気で挑むと失敗しそうな気がします。
現場からは以上です。これから挑戦される方の参考になりますように!
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